【五等分の花嫁】中野二乃の声優・竹達彩奈さんってどんな人?プロフィールや出演作品まとめ

竹達彩奈さんは人気女性声優の一人であり、これまでちょっとトゲと愛嬌のある女子を演じることの多い声優さんです。出演したこれまでの代表作には2シーズンにわたって製作された「けいおん!」や「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」などがあります。

2019年1月より「五等分の花嫁」にて美人5姉妹の次女である二乃を演じています。二乃そして、二乃を演じる竹達彩奈さんはどのような方なのでしょうか。


「五等分の花嫁」では主人公の天敵となる二乃を演じる

「五等分の花嫁」は週刊少年マガジンで連載されている美人5姉妹を中心に繰り広げられる恋とドタバタ劇を描いたラブコメディー作品です。五つ子でありながらそれぞれ個性的で、全員が落第レベルの学力を抱える中野5姉妹のもとへ、勉強だけが取り柄のクラスメイトである上杉風太郎が家庭教師のアルバイトとして行くようになるところから物語は始まります。

中野5姉妹にはほとんど自身の学力に対する危機感が感じられず、試験の前であっても勉強に身が入る様子はなく、家庭教師の風太郎が押し出す熱意との間にズレを生じます。果たして風太郎は5姉妹の赤点を回避できるのか、5姉妹は風太郎の指導を受けるようになるのかがラブストーリーの前に立ちはだかる難関です。

竹達彩奈さんが演じる次女、中野二乃は姉妹の中でもとりわけ風太郎に辛く当たります。彼の授業を受けないどころか、他の姉妹がやる気を出そうとすると別の話題を持ち出したり、露骨に妨害するなどの非協力的な姿勢を見せます。それは、5人姉妹で居続けることを二乃本人が最も大切に思っていて、家の中によそ者である風太郎が出入りすることを嫌がっているからなのでした。

元のトゲのある性格に加えて5姉妹の中でも特に家族思い、という点が災いし、風太郎が家庭教師として活動するための障壁として立ちはだかります。5姉妹の成績のため、頑張る風太郎の熱意に折れる日は来るのでしょうか。


竹達彩奈さんはどんな声優さんなのか

そんな二乃を演じる竹達彩奈さんは日常系アニメ「けいおん!」の中野梓役でその名を知らしめた声優さんです。主に演じるのは快活な少女で、ツンデレと言われる好意を上手く表現できずにトゲのある態度をとってしまうキャラクターの配役になることもしばしば。

ハイトーンの良く通る明るい声で、場を回す役になることも多く主役じゃなくても存在感のある声優さんです。近頃はキャラクターソングだけではなく、自身の名義や悠木碧さんとのユニットである「petit milady」名義で楽曲をリリースするなど、様々な舞台で活躍しています。

竹達彩奈さん本人の性格も非常に明るく、あっけらかんとした性格でトークを展開します。切れ者、というよりはぽわっとした癒し系であり、天然発言で場を沸かせたり、困惑させたりすることもしばしばです。思ったことは口にしてしまうタイプ、と公言しておりかなりギリギリなトーク内容にも躊躇いなく踏み込んでいける声優さんであり、演技以外のラジオやイベントなどの場においても素の魅力が感じられる方であるといえます。

また、女性声優の中でも特に食いしん坊キャラクターである、と密かにファンの間では言われており、彼女の発信するSNSには愛らしい表情の彼女とともに食べ物の写真が並ぶことも多い、という私生活の一面が垣間見えるのもファンに喜ばれているポイントでもあります。


出演作はいずれもハマり役で、次々大ヒット作に!

前述の通り、竹達彩奈さんの名を世に知らしめたのは日常系アニメ「けいおん!」の後輩キャラである中野梓役です。主人公である平沢唯たちの後輩にあたり、ギターの経験者として劇中バンド「放課後ティータイム」に加入します。

唯たちのたるみ切った軽音部の活動に対して物申すしっかり者の後輩、という立ち位置で厳しいこともたびたび口にしますが、先輩4人にいじられ、愛されたキャラクターでもあります。アニメ2シーズンに加え劇場版まで制作された人気アニメにあって、特に人気キャラクターである中野梓、通称あずにゃんは後から加入し、他のバンドメンバー4人が卒業していくと残されてしまう、という独特な立ち位置の役を竹達彩奈さんは見事に演じ切っています。


もう一つの竹達彩奈さんの代表作は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」です。メインヒロインであり主人公の京介の妹である高坂桐乃役を演じ、運動も創作の才能にも恵まれ、その容姿からモデルも務める高坂桐乃は重度のオタク趣味を隠して生きてきた、という立ち位置であり、見事に外面と内面を使い分ける桐乃はワガママ、ときにはトラブルの解決を兄に助けてもらいながら乗り越えていきます。時には兄にさえも嫉妬されるパワフルなトラブルメーカー、一歩間違えば傲慢にも見える桐乃も、やはり愛らしくファンの目に映るのは竹達彩奈さんのキュートな魅力を引き出す演技によるところも大きいでしょう。

ここまで紹介した2役はどちらも一癖あるキャラクターでしたが、ファンに長く愛されるキャラクターとして作品終了後も人々の心に残っています。「五等分の花嫁」の二乃も愛されるキャラクターとして長く人々の心に残るでしょうか、注目していきたいポイントです。